🚗 Hot Wheelsでことばを育てる!〜遊びの中でできる言語促進のヒント〜

「うちの子、車のおもちゃばっかり…」
「おしゃべりが少ないけど、大丈夫かな?」
そんな心配をしている保護者の方へ。
実は、子どもが大好きなHot Wheels(ホットウィール)は、遊びながらことばを育てる絶好のチャンスなんです!
なぜHot Wheelsが言語促進にいいの?
Hot Wheelsのような車遊びは、スピードや動きがあるだけでなく、想像力・順序立て・やりとりなど、ことばの発達に必要な要素が詰まっています。
言語促進のカギは、「教える」ことではなく「引き出すこと」。
親が少しだけ工夫すれば、車遊びの中でことばの量も質も自然に増えていきます。
🔑 遊びながらことばを引き出す5つの工夫
1. 実況中継をする(モデリング)
お子さんの遊びを見ながら、親がその様子を言葉にしてあげましょう。
例:
「青い車がビューンって坂を下ってるね!」
「クラッシュした!転がったね〜!」
👉 目的:語彙の増加・文の構造に慣れるためのヒントになります。
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2. 選ばせる・聞いてみる(表出のチャンスをつくる)
例:
「どの車で遊びたい?」
「この車、レースに出る?それともお休み?」
「次はどこに走らせる?」
👉 目的:自分の考えをことばにする練習を自然に促せます。
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車を積んで、レースもできる!
3. 繰り返し+ちょい足し(Recasting + Expansion)
子ども:「くるま、ジャンプ!」
親:「うん、赤い車がジャンプしたね!」
👉 子どもの発話を尊重しつつ、少しだけ文を広げて返すことで、言語モデルをさりげなく提供できます。
4. ごっこ遊びを取り入れる(Pretend Play)
車がドライブスルーでご飯を買う
→「いらっしゃいませ、何にしますか?」
→「バーガーセットください!ガソリンも入れて〜」
👉 ストーリー性のある遊びは、文脈のある会話を引き出す最高の練習になります。
5. 予測・順序立ての言葉を使う(推論と言語的構成力)
例:
「次はどの車が勝つと思う?」
「この車、さっきぶつかってたね。今度はどうなるかな?」
👉 こういった問いかけは、考える力+語彙の使い分けを育てます。
🌱 保護者が大事にしたい3つのポイント
- 話すより“聞く”を大切に
→ 子どもがことばを出すには「安心して話せる空気」が大前提。 - 間違えても正さない、リピートしてあげるだけでOK
→ 訂正よりも、やさしく“言い直すモデル”を見せましょう。 - 好きな遊びこそ、学びのチャンス!
→ 子どもが夢中になっている時間は、ことばもぐんぐん吸収されやすい時間です。
🚗 Hot Wheelsは「ことばの滑り台」
Hot Wheelsを転がすだけでも楽しい。でも、その遊びをちょっと工夫するだけで、ことばの世界も一緒に広がります。
大切なのは、「ちゃんと話す」より「一緒に楽しむ」こと。
遊びの中にある“ことばの芽”を、ぜひ日々の中で育ててみてください🌱
次回は、トミカや電車のおもちゃを使った言語促進アイデアも紹介予定!
「こういう遊びでもことばを育てられる?」など質問も大歓迎です。



